内科の医院開業をするためのポイントと注意点を解説!


内科は、誰でも受診することが多いクリニックのひとつです。
そのため、競争率が高い傾向にあり、ポイントや注意点を押さえておかなければせっかく開業しても失敗する可能性が否めません。
また、内科と一括りにまとめても、消化器や循環器など専門的な分野を選ぶケースもあるでしょう。
分野によってはポイントや注意点が異なるため、内科を開業する前には入念なリサーチをおこなうことが大切です。

本記事では、内科を開業するためのポイントと注意点を解説します。
これから内科開業を考えている方にとって、参考にしていただける内容です。

内科の開業資金

内科の開業資金は、専門性を持つかどうか大きく異なってきます。
また、戸建て開業にするか、テナントを借りるかでも変わります。
戸建ての場合は1億5,000万円程度必要となるケースもあるでしょう。
一方で、テナントの場合は6,000~8,000万円程度が一般的です。
内科を開業するにあたって、主に必要となる費用を把握しておくと、トータルの費用が見えてくるでしょう。

医療機器

基本的に必要となるのが、一般撮影装置や超音波診断装置、内視鏡といった医療機器です。
とはいえ、検査する内容が専門的になればなるほど、医療機器も専門性が高くなり、その分価格も上がります。

また、最近は電子カルテを導入するクリニックが増えており、これから開業するにあたっては必須アイテムとなるでしょう。
医療機器の費用においては、電子カルテの導入費も入れておくことが大切です。

備品

内科は、受診する人が多い科目であるため、待合室のソファーやウォーターサーバーなど、患者がリラックスできる備品は欠かせません。
また、診察室の椅子や机にもこだわりがあると空間のクオリティが上がるでしょう。
その他、電話やレジスター、スリッパなど細々した備品も用意する必要があります。
いざ開業をするとなった時に慌てないように、事前に確認しておくことが大切です。

広告宣伝費

競合の多い内科の場合、広告が欠かせません。
特に、小さい頃から行きつけの病院に通っているというケースも多いため、新規開業の内科を浸透させるのは至難の業でもあります。
しっかりと自院を周知させるためにも、紙媒体はもちろんwebを使った宣伝もおこなうようにしましょう。
その際には、コンセプトや専門性、診察内容がはっきりとわかるようにまとめることが大切です。

運転資金

内科に限らず、開業当初は売上の少ない日々が続きます。
しかし、人件費や家賃などの固定費は必ず出ていくため、1~2年程度の余裕を持って運転資金を用意しておかなければなりません。
お金のことが気になって、しっかりとした診療ができないと本末転倒になってしまいます。
安心して営業することが、患者の安心にもつながるでしょう。

内科の平均年収

内科を開業した場合の平均年収は、約2,300万円程度だといわれています。
ただし、クリニックの規模や診察内容によって年収が大きく異なるのが内科の特徴です。
自分以外の医師を雇えばそれなりの利益を上げることができるでしょう。
しかし、その分人件費もかかることになるため、事前の試算は非常に大切です。

また、開業するエリアによって、患者の層も変わってくるため診察内容も自ずと変化してきます。
それと同時に、年収も異なってくることを念頭に置いて開業場所を考えることも必要でしょう。

内科の診療報酬

内科は、地域のかかりつけ医として位置付けられるケースが多いでしょう。
昨今の診療報酬改定により、かかりつけ医機能にかかる評価が充実されることとなっています。

日本医師会において定義づけられているかかりつけ医は、なんでも相談できる上に最新の医療情報を熟知していることが条件で、有事には専門医を紹介できるようなトータル的能力に長けている医師となっています。
かかりつけ医機能を持っており、届け出をおこなっている内科においては、診療報酬の加算点が設けられているのが特徴です。

出典:日本医師会 https://www.med.or.jp/people/kakari/

内科の内装や必要な広さ

内科を開業するにあたって必要となる広さは、専門性によっても変わってきますが、内視鏡を使った検査を導入する場合は50坪程度が必要といわれています。
また、内科の内装は、どのような機能を持つかによって異なるのが特徴です。
それぞれの項目ごとに細かく解説していきましょう。

かかりつけ医の場合

基本的に、一般的な内科は一度受診するとよっぽどのことがない限り、続けて通う患者が多い傾向にあります。
また、専門医に診てもらう前に、まずは内科に訪れるという患者も多いでしょう。
そのため、内装も身近な存在を印象付けるテイストがおすすめです。
例えば、無垢素材を使うような柔らかな内装や、子供から高齢者まで気兼ねなく訪れられるような広々とした空間にすると誰もが安心して通うことができるでしょう。

また、診察室の他に、健康相談室や生活習慣指導室などを設けて、日常における小さな体調の変化を相談できる窓口を設置するのもおすすめです。
なんでも相談できる地域のお医者さんとしての位置付けを作っていくのも、内科運営におけるひとつの手段です。

専門性を持つ場合

内科の中には、消化器内科や循環器内科、心療内科など専門性を持つ内科があります。
その場合、一般的な内科とは異なり、長けている分野についてわかりやすいデザインや内装を心がけることが大切でしょう。

また、検査の種類も内科の種類によってさまざまであり、院内の動線やレイアウトも異なってきます。
開業したい内科の分野に合わせて、スムーズに検査や診察ができるレイアウトにすることが大切です。

清潔感を大切に

どのようなタイプの内科においても、清潔感は非常に大切です。
待合室やトイレなど、具合の悪い患者が少しでも快適に過ごせるように配慮しなくてはなりません。
医療の技術がいくら高くても、環境が悪ければ患者は離れていってしまいます。
いつ行っても綺麗で清潔感のある内科なら、安心してかかりつけ医にすることもできるでしょう。

飛沫感染への配慮

インフルエンザのような飛沫感染をする恐れのある病気で内科を訪れる人も少なくはありません。
そのため、診察室は2つの部屋に分けておくことも大切です。
インフルエンザの時期になると、普通の風症状でも感染を恐れて病院に行くことも遠慮してしまうケースも考えられます。
しかし、しっかりと感染症対策が練られている内科なら、どんな時でも安心して利用することができるでしょう。

開業立地のポイント

立地についても、どのような専門性を持つかによって異なります。
一般的な内科の場合は、住宅地に近い方が患者は利用しやすいでしょう。
一方で、循環器や消化器などと行った専門性の高い診療をおこなう内科の場合は、広域から患者が来るケースがほとんどです。
そのため、アクセスのしやすい立地を選んで開業することをおすすめします。

また、高齢者が多く通うことが見込まれる場合は、他のクリニックとの連携が取りやすいエリアを選ぶことも大切です。
開業予定地域における人の流れをしっかりと把握した上で、立地を選ぶように心がけましょう。

医院開業物件一覧

開業立地のポイントを理解できたところで、実際にどのような物件があるのかイメージを膨らませることも重要です。
医院開業物件一覧はエリアや診療科目だけでなく、物件の募集状況も見ることができます。ぜひご参照ください。

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内科を開業するには事前準備を大切に

いかがでしたでしょうか。
こちらの記事をご覧いただくことで、内科を開業するためのポイントや注意点がおわかりいただけたと思います。
内科を開業するためには、念入りな事前準備が欠かせません。
しっかりとリサーチをした上で、開業するようにしましょう。

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