大阪で医院を開業する前に知っておくべき情報

大阪で医院を開業する前に知っておくべき情報

大阪で医院開業を考えているものの、開業にはリスクも伴うため、できるかぎり失敗を減らしたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。ここでは、これから大阪で医院開業をする方が知っておきたい、大阪の医院の現状や、経営のコツを解説していきます。

大阪の開業医の数は少なくまだ足りていない

大阪で医院開業を考えているなら、需要がどのくらいあるのかを調べなければなりません。

大阪は需要に対し供給が不足している地域もあるため、開業する余地があります。

人口に対する開業医の数が少ない

大阪府の一般診療所の数は、約8,300施設あります。全国平均数は約2,100施設であり、大阪は診療所が多いことがわかります。

ところが、人口に対する医院の数は平均を下回っており、開業医が求められる地域です。大阪府の人口は令和元年で約882万人です。

現段階で大阪府全体の約882万人を十分診療できるほどの医院は確保できていません。

 

堺市など特定の地域で数が足りていない

大阪でこれから開業医を目指す人が注意したいのが、人口減少です。全国の状況からもわかるように、地方の人口が減り都市部へと一極集中している現状があります。

 

大阪府全体では診療所の数が足りなくても、大阪市のような都市は人口が集中し、同時に診療所の割合も高いです。これから大阪市のように診療所が多い地域で開業する方は、競争で生き残るため差別化を考えなければなりません。

 

一方で、大阪府の中でも開業医が求められているのが、堺市です。診療所の数が極端に少ないわけではありませんが、人口に対する医師の数は足りていません。

 

さらに堺市は大阪市のベッドタウンとして利用されており、商業施設も充実し、住みよい地域に変わっています。堺市での開業なら、人口が多いが診療所が少ない地域に絞って探してみるのもいいと思います。

 

産科や脳神経外科の開業が求められている

大阪で診療所の数が多い地域で開業する場合でも、診療内容を厳選すれば、勝ち残るチャンスはあります。大阪市では、内科が多いのに対し、産科は足りていません。

堺市も内科の数は多いのですが、脳神経外科が不足しています。また大阪市と堺市どちらも、内科に比べて小児科の数が少ないため、小児科の開業医も求められています。

開業医は経営者であることも忘れてはいけない

 

開業医になる方は、経営者であることを忘れがちです。医院に勤めているなら経営を考えなくてもよかったのですが、開業となると話は違います。

 

医院経営のためコンセプトを考える

医院の差別化のため、コンセプトを決めましょう。コンセプトとは、医院の特徴や、どんな患者様に来てもらいたいかです。ターゲット層が明確になっていれば、待合室の雰囲気づくりから、必要な設備投資もわかります。

 

たとえば、高齢者向けの医院ならバリアフリーや駐車場の充実、小児科ならキッズルームの設置やベビーカーで来院しやすい間取りなどです。たった1人の患者様にも満足してもらえない医院は、多くの人からも選ばれません。また、結果的に無駄な費用をかけないことにもつながるため、コンセプトは重要です。

 

節税対策よりも患者数を増やす対策を

開業医は経営者の目線も必要となり、多くの方が節税を意識するでしょう。しかし、節税のために経費を多く使えば、結果的に院長の手取りが減ります。節税よりも効率がよいのは、患者数を増やすことです。

 

たとえば1日10人の患者様を増やせば、10年で見ると数千万円以上の利益が見込めます。だからこそ、リピーターを育てるだけでなく、新患を増やすことも重視しましょう。新患の獲得には、広告などの販促費をかけることが重要です。

 

ホームページは作るだけでは集客できない

今はどの医院もホームページを作るのが当たり前です。そこで自分の医院もホームページを作ろうと考える方は多いのですが、思ったより集客できていないのが現状です。

 

ホームページには一般的に、トップページ・医院概要・問い合わせフォームの3つを設けます。しかし、基本情報だけで患者様が選びたくなるわけではないため、医院の特色や強みをアピールしなければなりません。他の医院とどう違うのか、本当に信頼できるのかを掲載すると、ホームページを見た患者様側が来院してみようと考える可能性が出てくるでしょう。

 

また、ネットの集客は、SNSを使ったやり方や、口コミを投稿するポータルサイトの活用もあります。口コミサイトはすぐに悪い声が投稿されデメリットが高いと感じるかもしれませんが、悪い口コミは患者様の気持ちを客観的に判断するよい材料です。

 

開業当初は患者様目線で医療を提供していても、年数が経つと忙しさを理由に対応の質が下がってしまう可能性も少なくありません。初心に帰って見直すためにも、口コミサイトを活用しましょう。

 

【まとめ】大阪で医院開業するなら開業する地域の特色を知っておきましょう

 

これから大阪で開業医を目指すなら、自分が開業する地域の特色を調べましょう。

また開業医は経営者でもあるため、経営目線の知識習得も欠かさないようにしてください。

医院開業は数字など根拠のあるデータを活用し、慎重に進めていきましょう。

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